住宅ローン借り換え審査の注意点とは?

住宅ローン借り換え審査の注意点

金利の安い住宅ローンが見つかっても、審査を通過できなければ、住宅ローンの借り換えができないことになります。

 

そして「審査に落ちた」という履歴は、個人信用情報に繰り返し登録されると、後々のローン利用の際に、何かと不利になります。そのため、できるだけ「審査を通過しやすい状況を整えてから、借り換えを検討するのが良い」と言えるでしょう。

 

新規に住宅ローンの申し込みをする場合と違い、住宅ローン借り換えの審査では、重要視されるポイントがやや異なります。

 

一つには「新規にローンを組んだときより、人は年を取るものなので、同じ視点では審査ができない」ということが、大きな理由です。もう1つは「現代の日本で、担保割れの状態で住宅ローンを借り換えたいと希望する人も数多い」ということです。

 

担保割れとは、住宅ローンを組んで購入した物件の評価額が下がってしまい、ローン残高より物件の評価額が低いという状態のことです。これはバブル期に購入した物件などに多く見られます。

 

このため、借り換えの審査においては「契約希望者の信用力に関する調査は厳しい」「物件に関する審査はやや基準が緩い」という傾向がります。あくまでも「傾向がある」ということで、断言はできませんが「審査に通過しやすい状況」を整えるための参考にはなります。

 

「年収、勤続年数、事故歴」についての審査は厳しいです。新規に住宅ローンの契約をしたときより、真面目に働いていれば年収が高くなっているはず、勤続年数は延びているはずという前提で審査が行われます。その間に、転職や起業をしている人は、厳しい評価がされるかもしれません。また、他のローンも含めて、延滞などの事故歴が個人信用情報に登録されていると、残念ながら評価が厳しくなるという傾向があります。

 

物件に関する審査の基準は、やや緩めという傾向があります。ただ「単に評価額が下がった」という問題以外に、「現在の建築基準法に則っていない建て方がされている」「公道と接していない土地・建物である」といった物件は、残念ながら担保価値が非常に低くなります。そのため、借り換え審査でも慎重に検討されるケースはあるようですね。

 

住宅ローン審査は、個々の項目を個別に評価するというよりは、全体として「契約者に信用力があるか?」を審査するものです。そのため、一つの属性が審査基準に達していないからといって、審査を通過できないとは、断言ができません。しかしながら、できれば審査を通過しやすい状況を作っておくほうが良いでしょう。


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